研究内容


リンパンの研究は,産業動物の診療を通した, 

 

繁殖性の向上やそのメカニズムの解析,地域への貢献

 

を目的とします。

リンパンの主な研究テーマは,

 

1)動物の臨床繁殖学的研究

☆ 卵巣疾患(卵巣静止、卵巣のう腫、顆粒膜細胞腫など)
☆ 子宮疾患(子宮蓄膿症、子宮内膜炎、子宮筋炎など)
☆ 先天異常(ホワイトヘッファー病、フリーマーチン、潜在精巣など)

 

2)牛の発情同期化に関する研究

☆ 各種ホルモン製剤を組み合わせた効率的な発情同期法の開発

 

3)牛・豚の卵巣卵胞波動態に関する研究

☆ 携帯型あるいは高性能カラードプラを装備した超音波診断装置による

  卵巣動態や卵巣・子宮への血流動態の観察
☆ 各種性ホルモン濃度の測定による臨床内分泌学的解析


で,主に牛,馬,豚を対象に繁殖学的研究を行います。

 

臨床の研究室として,畜産現場に出かけ,診断・治療も行います:


○ 月曜日 … 主に大学附属農場の乳牛・肉牛
○ 火曜日 … 主に近隣農場の肉牛
※ 県外へ診療に出ることもあります。

 

こういった学外検診を通して主に,


★ 症例の診断・治療
★ 農家との直接的な関わり
★ 診療の基本である稟告のとり方やカルテの書き方


を学びます。

 

▽ リンパンの日常